住宅に欠かせない金属素材【後編】
2023.06.05 (Mon) 更新
旭川市の皆様、こんにちは!
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のソトピアの松浦です!
さて今回は、住宅にはかかせない金属素材についての後編になります!
前編では、金属素材の特色や、なぜ錆ができるのか、といった金属・主に鉄について調べましたが、
後編では、実際にどのようなものが住宅に使われているのか調べていきたいと思います!
前編はコチラ 住宅に欠かせない金属素材【前編】
錆などの劣化を防ぐ「被覆防食」
前回、鉄は「空気中の酸素や水と化学反応を起こしやすい性質である腐食を起こすため、鉄の表面に錆が現れる」とお話ししました。
裏を返せば、「鉄が酸素や水に触れることがなければ、錆びずに劣化しない」ということになります。
しかし、この地球上でもちろんそんなことはできませんので、現在は「防食」という技術が使われており、住宅の金属・鉄部には「被覆防食」という方法が使用されております。
被覆防食とは、鉄部の表面に酸素や水が直接触れないように、表面をコーティングしてあげることで、錆などの劣化を防ぐことをいいます。
コーティングにはいくつか種類があり、今回は住宅でよく使用されているものを取り上げていきたいと思います。
クラッド材(SGL銅板・ガルバニウム銅板など)
2種類以上の金属を貼り合わせた鉄の材料のことをいい、住宅では主にSGL銅板やガルバニウム銅板などの屋根材で使われている技術になります。
1つの金属だけでは、得られない機能を両立させたりすることのできるのが特徴です。
メッキ加工
金属の塗膜を表面にコーティングする技術で、住宅では主にカーポート、雪止めフェンス、雪止め金具などで使われている技術になります。
鉄などをコーティングしてあげる加工方法なので、錆づらく、そのほかでは車などでも使われている技術になります。
琺瑯
二酸化ケイ素が主成分のガラス質の塗膜を焼き付ける技術になります。水回りなどで使用されることが多いです。
以上のように、住宅の金属・鉄部には様々な防食技術が使われており、選ぶ商品によって、何年後・何十年後に大きな差が生まれることもございます。
住宅金属、鉄部はメンテナンスが欠かせないからこそ、初めに選ぶものはしっかりとしたいいものを選びたいですよね?
また、しっかりとした環境でメンテナンスされて、鉄橋などが100年以上現役で活躍してるのと同じように、住宅金属や鉄部も手入れを施こせば、100年近く使い続ける事も不可能な話ではありません。
ぜひ、強くて頼りになる金属・鉄材質の商品も選んで見てください!
いかがだったでしょうか?
住宅金属・鉄部のリフォームを考えている方はぜひ旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のソトピアに声をおかけください!
ご相談、お見積りは無料で行っておりますのでご気軽にご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。