屋根のすが漏り!ハゼは大丈夫?屋根に関しては旭川市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店ソトピア
2022.03.28 (Mon) 更新
旭川市の皆様、こんにちは!
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のソトピアです!
いつも現場ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
春先になり、急に屋根から水漏れしてる・・・。
毎年この時期に多くの『スガモリ』の相談がきます。
屋根の板金表面の劣化だけではなく、【ハゼ】の結合部分から侵入してくることもあります。
【ハゼ】って何???
今日は【ハゼ】 についてご説明させていただきます。
屋根におけるハゼとは金属2枚を折加工して繋いだ部分をいいます。
ハゼは様々な箇所に使われており屋根材や破風、ひさしなどで見られます。
ハゼは立平葺きの屋根やスノーダクトの屋根などに多く用いられています。
金属屋根の施工方法には様々な種類がありますが、立平葺きとは屋根材を棟から軒先に向かって縦方向に屋根材を設置したものをいいます。
よく聞く「トタン屋根」というのもこのタイプの屋根です。屋根材同士をハゼで結合しています。
立平葺きはどんな特徴があるのでしょうか。
まずは工期が短いことが挙げられます。屋根材になる板金をもちこんで、現場で加工しながら設置します。
また、立平葺きは費用も安く、なおかつ軽量で地震の揺れにも強いです。
他にもスレートや瓦などの屋根材の場合はある程度傾斜がないと雨漏りの危険が高くなりますが、立平葺きの屋根は傾斜があまりない屋根であっても雨漏りしにくいといった利点があります。
逆にデメリットをあげるとすると、断熱性が小さいことや雨音などが居住空間まで響くことがありますが、それぞれ遮熱性の高い塗料を使ったり、断熱材を使うなどの断熱処理をしっかり行うことでカバーすることができます。
屋根からの雨漏りは屋根材自体が割れたりなどの問題よりも、ちょっとした隙間からといったケースが多いです。ハゼが使われる屋根材は金属屋根材ですので、経年によって腐食するなどで穴が空くことからの雨漏りも当然ありますが、やはり心配なのは屋根材同士の接合部です。屋根材になる板金同士を互いに織り込んで加工するハゼによって屋根材同士の隙間からの雨水の侵入をシャットアウトします。ハゼ締めは板金を加工して結合するため、ボルトや釘などを打たないことから、そのような箇所からの雨漏りも少ないといった利点もあります。
これから心配なのは雨漏りですが、上記でもお話したとおりハゼは板金を織り込んで結合しているので、雨水が侵入しずらいものです。ですが年数が経ってくるとどうしても劣化は避けられず、また曲げ加工している付近はより劣化もしやすくなります。雪や氷の影響でハゼの結合部分の隙間が空いてきたり、軒先の劣化から侵入してくるケースもあります。
また、台風などの強風時は屋根材自体が飛散することがありますが、外的な大きな力がかかった場合はどうしてもハゼ部分は弱くなってしまいます。
不具合はやはり定期的な点検を行い、問題があれば早めに対応しておくことです。
また、金属屋根は塗装を定期的に行うことで長持ちしますので、8~10年程度の周期で塗装をするようにしましょう。その時に一緒にハゼ締めや軒先のコーキングをすることもお勧めします。
まずは屋根の劣化が気になる場合は屋根塗装、屋根上張り、屋根張替など方法はいくつかあります。
もちろん、ハゼ締めや軒先のコーキングなどのメンテナンスも可能ですよ。
こうしたお住まいについて、少しでも不安のある方は旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店であるソトピアに是非ご相談下さい。お見積もり、ご相談は無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい!!
最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・外壁リフォーム・屋根リフォーム専門店ソトピアをよろしくお願い致します。