「外壁タイル」について
2021.01.22 (Fri) 更新
こんにちは!旭川市の外壁リフォーム・屋根リフォーム専門店ソトピア本店の鈴木です。
今回はタイルが剥離してしまう原因についてご紹介します。
「経年劣化」
まず最初に上げられる原因として「経年劣化」です。外壁は風雨や直射日光に常にさらされ、タイルは外気候の影響を受けにくいと言われておりますが、それはあくまで「タイルそのもの」の事です。外壁は気温が高くなれば膨張し、低くなれば収縮します。この膨張と収縮の差は決して大きくありませんが、何年も繰り返していると接着剤の劣化に繋がるでしょう。接着剤が剥がれてしまえば当然タイルも剥離してしまいます。
「たたき不足」
次に上げられる原因は、「たたき不足」です。タイルを接着する際、ただボンドなどを使い取りつけていくだけでなく、タイルを強く圧迫して下地に圧着させます。この作業を「たたき」というのですが、施工時にこのたたきが不足していると、やがて外壁タイルが剥離していくのです。
「モルタル材の不良」
あまり質のよくないモルタルで接着されたタイルは、その分 剥離までの期間も短くなり、早い段階で剥がれてしまいます。現在は 建築基準が厳しくなりましたが、十数年前はいい加減な施工をする会社もゼロではありませんでした。また、安価なモルタル材は質が悪い場合も多かったのです。ですが 建築基準が厳しくなった今では、ゼロとは言えませんが モルタル材の不良も少なくなってきています。