屋根の種類と特徴!屋根の相談はソトピアで!!
2022.10.10 (Mon) 更新
旭川市の皆様、こんにちは!
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のソトピア長岡です!
いつも現場ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
朝晩は大分寒くなってきましたね。
私は今日も朝から屋根に上っています!
気持ちがいいーーー!!!
今年もあと少しで屋根に上がれなくなってしまいます。
寂しい・・・です。
屋根から周りを見渡すと色々なタイプの屋根があります。
それぞれの屋根の特徴を簡単にまとめてみました。
皆様の参考にしてください!!
『切妻屋根』(きりづまやね)
切妻屋根は、屋根の棟(屋根の頂上にある水平な部位)から屋根の2つの面が、地上に向かってそれぞれ斜めに乗せられたような形の屋根です。
開いた本を逆にかぶせたような形状です。
最も一般的な屋根の形で馴染みのある屋根です。
【メリット】
構造がシンプルなため雨漏りのリスクが低く、雨樋の設置個所も少なく施工も比較的容易なため、費用も抑えられるというメリットがあります。
屋根裏スペースを広くとれるので換気性にも優れています。
和風・洋風の住宅にもマッチするオールマイティといえるデザインで、傾斜面が大きくフラットで太陽光パネルの設置もしやすいため、太陽光発電にも向いている屋根の形です。
【デメリット】
妻側(屋根勾配を横から見て山の形のように三角形になっている側)が紫外線や風雨によって劣化しやすい点は、切妻屋根のデメリットです。
『寄棟屋根』(よせむねやね)
寄棟屋根は、屋根の棟から地上に向かって四方向に傾斜する面のある形の屋根です。
切妻屋根と同様に多くの一般住宅で古くから用いられており、寺院等でもよく見る屋根の形です。
【メリット】
4面に屋根があることによって安定感があるため耐風性に優れており、雨や雪も分散して流すことができます。
切妻屋根のデメリットである妻側の弱点もカバーして、各方位の外壁を紫外線や風雨から守れるため耐久性にも優れています。
和風・洋風両方の住宅に合う形の屋根で、その安定感から落ち着きのある雰囲気を出すことができます。
【デメリット】
棟が最低でも5カ所と多くなるため、雨漏りのリスクがやや高くなる点はデメリットといえます。
また、屋根面が増えるため材料費・施工費などのコスト面でもやや高くなります。
屋根裏スペースは比較的狭いため換気性の面ではやや劣り、形状的に太陽光パネルの設置は数が限られてしまうのもデメリットのひとつです。
『片流れ屋根』(かたながれやね)
片流れ屋根は、一方へ向けて斜めに流れている屋根面の一面だけで構成されいる形の屋根です。
そのスマートなデザインから、切妻屋根に次いで近年人気が高い屋根の形です。
【メリット】
一面で構成される片流れ屋根は、屋根面の広さが大きいため太陽光パネルの設置にとても適しています。
スタイリッシュな形状はデザイン性に優れ、かつ省スペースなので住宅密集地にも適しています。
屋根裏スペースを広くとりやすいため空間を有効活用することができ、屋根面が1面だけとシンプルなので工事費用が抑えられるのもメリットです。
【デメリット】
片流れ屋根は構造上、雨漏り対策をしっかりとしておく必要があります。
片流れ屋根の雨漏りの原因となりがちな棟(頂上部)と破風板の間の雨水対策や、雨水を屋根、庇、雨樋、地面、排水路と上手く誘導する雨仕舞いをきちんとしておくとよいでしょう。
豪雨や豪雪の際に雨樋の破損リスクも高くなります。
また、屋根によって外壁が守られる箇所が少ないため、外壁の劣化スピードが比較的早いのもデメリットといえます。
『陸屋根(フラット屋根)』(りくやね)
陸屋根は、屋根勾配(傾き)のない平面状のフラットな形の屋根のことをいい、「平屋根」「フラット屋根」と呼ばれることもあります。
とはいえ排水のためにわずかに傾斜はつけられており、屋根の表面には雨漏り防止のため防水工事が施されているのが一般的です。
マンションやビルなどをはじめ、一般住宅でも広く取り入られています。
【メリット】
陸屋根の一番のメリットは、フラットな形なので屋上として有効活用することができる点です。
洗濯物を干す場所だけでなく、ルーフバルコニーとしてガーデニングやバーベキューを楽しむ庭として使用することもできます。
屋上なので出入りや確認もしやすいため、屋根のメンテナンスがしやすいのもメリットのひとつです。
また、シンプルでモダンな印象の住宅になるのも陸屋根の魅力です。
【デメリット】
排水勾配はつけられているものの、ほぼ勾配がない形のため水はけが悪いのが一番のデメリットです。
したがって雨漏りリスクもやや高くなり、雨漏りを防ぐための防水加工や定期的なメンテナンスが必要となります。
屋根と居室の天井との間に空間が少ないため、断熱性に劣るのもデメリットのひとつです。
いかがだったでしょうか!
今回は大まかな屋根の形状と特徴をお伝えしました。
他にも色々と屋根の形状はあります。
地域によって、使用される屋根の形状も変わってきますので今回の内容を参考にしてみてください。
最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・外壁リフォーム・屋根リフォーム専門店ソトピアをよろしくお願い致します。