北海道の屋根の特徴
2022.01.31 (Mon) 更新
旭川市の皆様、こんにちは!
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のソトピアです!
早いもので2022年も1か月が経ちましたね。
今年も皆様にとって楽しい一年にしていきましょう!
今回は北海道のような豪雪地帯での屋根の特徴を簡単にお伝えします。
北海道の屋根は最近、平らな屋根が非常に多いですよね!
この様な屋根は「無落雪屋根」と呼ばれています。
「無落雪屋根」は雪下ろしをすることなく、屋根の上の雪を自然処理する屋根のことを言います。
北海道に無落雪屋根が増えた理由といたしましては、雪国の住宅に「除雪」は付きものですが、
屋根の雪を下ろす際、三角屋根やトタン屋根は特に危険を伴います。足を滑らせて転落する事故は、今も絶えることがありません。
このような背景から開発されたのが無落雪屋根です。
一昔前まで北海道でも三角屋根やトタン屋根が主流でした。
無落雪屋根が普及したことで今までの様な雪下ろしの必要が無く、除雪の労力が大幅に軽減されました。
【無落雪屋根のメリット・デメリット】
<メリット>
- 雪下ろしの必要がない。(雪下ろしの回数が減った。)
- 土地を有効活用できる。(雪下ろしが必要な屋根は、雪が落ちる場所を確保する)
- 省エネ。(無落雪屋根は融雪の多くを自然のエネルギーに頼るため、エネルギーの消費を抑えることができる)
<デメリット>
- 雨漏りの可能性がある(スノーダクト式に多い)
- 太陽光パネルの設置が難しい
雪降ろしの必要がないのは大きなメリットですが、冬は雪で屋根が覆われてしまうぶんデメリットもあります。
【3種類ある無落雪屋根とそれぞれのメリット・デメリット】
①勾配屋根方式(こうばいやねほうしき)
勾配屋根方式は、屋根に傾斜を持たせ、横桟(よこざん)と呼ばれる雪止めを取り付けます。
雨水が流れ落ちるため屋根の耐久性が高まるほか、雨漏りの心配もありません。
雪が落ちにくく、自然に溶けるまで屋根の上にのせておくことができますが、急勾配の場合は屋根の角度が高くなるため耐風性が弱まります。
②フラットルーフ方式
フラットルーフ方式は「陸屋根(ろくやね)」や「平屋根(ひらやね)」とも呼ばれ、傾斜がなく屋根自体を平らにします。
平らなため、雪が落ちることは無いものの、実はわずかに勾配が付けられており、雨水や雪溶け水は傾斜方向に流れます。
太陽光発電を設置しやすく、屋根のメンテナンスもし易いのがメリットですが、夏場は2階が暑くなりやすく、防水対策次第では雨漏りすることもあるのがデメリット。
③スノーダクト方式
スノーダクト方式は、屋根の中央部分に「スノーダクト」を設置します。
一見するとフラットな屋根ですが、実は屋根の中央がくぼんでいます。
ダクトを通して雨水を排水するほか、雪は太陽光などで溶けた際、このダクトに向かって流れ込むという仕組みになっています。
デメリットは、ダクトに枯れ葉やゴミが溜まりやすく、1年に1度は点検が必要になります。
メンテナンスを怠ると、雨漏りする可能性が高くなってしまいます。
大まかに3つの屋根の特徴を紹介しました。
これからの時期、雨漏りやスガモリのご相談が増えてきます。
雪や水が溜まる場所は劣化が進みやすいです。
それぞれの屋根の特徴を把握し、定期的なメンテナンスを心がけてください。
最後に
こうしたお住まいについて、少しでも不安のある方は旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店であるソトピアに是非ご相談下さい。お見積もり、ご相談は無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい!!
最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・外壁リフォーム・屋根リフォーム専門店ソトピアをよろしくお願い致します。