「サイディングの反り」について
2021.02.12 (Fri) 更新
こんにちは!旭川市の外壁リフォーム・屋根リフォーム専門店ソトピア本店の鈴木です。
今回は窯業系サイディングの「反り」についてご紹介します。
窯業系サイディングですが変形して反り返ったり、変形に耐え切れず割れたりすることをご存知でしょうか。新築や築浅で曲がりや変形がない窯業系サイディングのお家にお住まいの方は信じられないかもしれませんが、そういった現象が起こるのです。原因としては「経年劣化」や「メンテナンス」を怠ってしまったからです。
快適な住環境を守ってくれる外壁のサイディングは常に「雨水」・「気温変化」・「湿気」・「紫外線」など様々な影響を受けており徐々に経年劣化が進んでいきます。雨水が染み込めばその分膨張し、乾燥すれば膨張した分だけ縮みます。膨張と乾燥時の収縮を繰り返すことによって徐々に変形していき「反り」から「浮き」・「クラック」から「割れ」へと進行していきます。
サイディングの防水性が低下してしまえば水を含んでしまうので、塗装といった定期的なメンテナンスが必要です。また板材の継ぎ目を埋めてくれているシーリングの劣化にも要注意です。シーリングにも経年劣化によって亀裂が出来てしまい、その隙間から水が浸入する場合があります。この機会に診断依頼してみては如何でしょうか。