基礎モルタル ひび割れ原因について
2020.11.13 (Fri) 更新
お世話になっております。ソトピア 営業 寺島です。
今回はお家を支える「基礎」についてのひび割れの原因について簡単にご紹介させていただきます。
乾燥収縮
基礎のひび割れの原因としてもっとも多いのは、乾燥によってコンクリート内部の水分が蒸発することで基礎が収縮する現象です。住宅の基礎のようにコンクリートが固定されている場合、乾燥収縮によって引っ張られたコンクリートが、耐えきれずひび割れてしまうのです。
気温変化
コンクリートは温度が急激に下降すると縮む性質を持っており、その際に発生した力がコンクリートの引張強度を上回るとひび割れが発生してしまいます。夏場に施工された基礎などによく起きる現象です。
不同沈下
地盤が弱い場所に建つ家で発生する可能性がある現象で、住宅が斜めに傾くことで基礎が建物を支えきれなくなり、ひび割れが発生してしまいます。程度によっては、日常生活に支障をきたしたり、住宅そのものが倒壊してしまう危険もありますので注意が必要です。
地震
よほどの大型地震でもなければ、深刻なひび割れが発生することは少ないです。地震のあとに大きなひび割れが発生している場合は、基礎に何らかの問題がある可能性を疑ってみることをおすすめします。
施工不良
コンクリートのかぶり厚さ(鉄筋から表面までの厚さ)の不足や、強度不足など、基礎を施工する際に問題があった場合にもひび割れは発生してしまう可能性があります。
皆様のご自宅の基礎は問題ないでしょうか。家の正面は普段でも目に付きますが、家の裏側や側面を是非確認してみてください。
もしひび割れが見れらたり、気になる点がございましたら いつでもご相談ください!!