すが漏りと雨漏り
2022.02.14 (Mon) 更新
旭川市の皆様、こんにちは!
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のソトピアです!
寒い日が続いていますが、皆様体調には充分に気をつけてくださいね。
これから、少しずつではありますが温かくなる日も増えてくると思います。
その時!急な雨漏り発生!!っという場面も出てくる可能性があります。
この雨漏りですが今の時期だと「すが漏り」の可能性があります。
今回はすが漏りについて簡単にご説明させて頂きます。
≪すが漏りが起るのは寒い冬だけ≫
雨が降ったら、屋根から水が漏れてきた!
雪が積もっているだけなのに、屋根から水が漏れてきた!
雨漏りとすが漏り、どちらも水が屋根から建物内部に侵入してしまう事には変わりませんが、その原因とメカニズムには大きな違いがあります。
【雨漏り】
雨漏りの原因は、屋根に穴が空いている、劣化して破損しているなどの理由で、雨が降るたびに水が屋根内部にまで侵入してしまうことを言います。単純に「壊れている」か「劣化している」ということが殆どの原因です。
【すが漏り】
すが漏りは、雪や氷等が屋根に留まることで屋根の排水が妨げられ、たまった水が行き場をなくして屋根材の接合部等から屋根内部に侵入してしまうことを言います。
漏水箇所が接合部なので、表面などの外見に異常が見られなくても発生してしまうケースが多くあります。
≪すが漏りの原因≫
雪が降って屋根に積雪する
↓
屋内の暖房の熱が屋根に伝わる
↓
積もった雪が少しずつ溶けて水になる
↓
外気に晒される軒先付近で冷やされて氷の塊になる
↓
氷の塊がダムの役割をして排水できなくなる
↓
水がどんどん溜まって屋根材接合部に侵入し室内に漏れる
冬の屋根の上では「雪」から「水」へ、「水」から「氷」へという変化が起ることがすが漏りの主な原因です。
すが漏りの起る屋根は、築年数の古い住宅によく起ります。
それは建物自体の断熱効果が低いのと、使用している屋根材の防水能力が低いのが大きな原因です。
夏場の雨は十分に排水できるため、防水能力が低くても中々雨漏りには繋がりませんが、
氷のダムで数センチも水に浸ってしまう程になると、ほんのわずかな隙間からでも水は浸入してしまうのです。
≪すが漏りを起こしやすい屋根の条件≫
①築年数が15年以上経過している
②屋根の勾配が緩くて雪落ちが悪い(雪が溜まっている)
③屋根の形状がパラペットタイプである
④雪止め金具が設置されている
⑤日当たりの悪い場所に屋根がある(西向きや北向き)
⑥軒先に頻繁につららが出来る。
≪すが漏りを防ぐためには≫
すが漏りを防ぐには「雪下ろし」をするのが一番効果的です。すが漏りが発生してしまう屋根は防水能力が低下していますので、水が溜まらないよう雪と氷を除去してあげる必要があります。
又、屋根の状況にもよりますが、ハゼを締めなおしたり、コーキングで補修したり、塗装をして屋根の劣化をメンテンナスするなど方法はあります。
あまりに毎年すが漏りするようであれば、水密工法での葺き替えの検討をお勧めします。
防水能力の高い水密工法の屋根材を使用すれば、すが漏りの発生はほぼありません。
その現場で状況や対応工事も変わってきますので、まずはカワムラまでご相談ください!
最後に
こうしたお住まいについて、少しでも不安のある方は旭川市地域密着の外壁塗装・屋根リフォーム専門店であるソトピアに是非ご相談下さい。お見積もり、ご相談は無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい!!
最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
旭川市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・外壁リフォーム・屋根リフォーム専門店ソトピアをよろしくお願い致します。